思い立ったらすぐ行動!私の人生を変えたアメリカ留学の話

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皆さんはやりたいことがあったらすぐに行動できていますか?

「私なんかがやってもうまくいかない」
「今更頑張ったところでもう遅い」
「怖くて一歩が踏み出せない」

色んな理由があってすぐに行動に移せない人も多いと思います。

ですが行動しなければ何も始まりません。
自分がやりたいと意欲を持ったものに対して行動できなことは非常にもったいないです。

そこで私が経験したアメリカ留学をした話をしていこうと思います。
留学への道のりや留学体験の話を聞いたら思い立ったら行動することがいかに大切か理解していただけると思います。
是非最後まで読んでみてください。

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目次

アメリカ留学をしようと思ったきっかけ

きっかけはすごくシンプルです。

アメリカの高校で青春を過ごしてみたい!

ただそれだけです。

始まりは映画から

事の発端は約14、5年前の事です。
私がまだ中学生のころ、父の影響で洋画を見ることにハマりました。
私の父は毎週末TSUTAYAに行ってDVDを借りるという習慣がありました。私も父と一緒にTSUTAYAに行くうちに、自分の気になる映画を借りるようになったのです。

特に好きだったのが、アメリカ映画のチープなラブコメで色んな映画を借りては見ていました。
そこでよく出てくるアメリカの高校生たちの日常が輝いて見えて、かっこいいな~私もこんな生活送ってみて~と思うようになったのです。

私の運命を変えた映画

そんな時ついに運命の作品に出会います。
それは

”ハイスクールミュージカル”です。

なんだよハイスクルーミュージカルかよ!とか思う人もいるかもしれませんが、当時中学生の私には超絶クールで面白い映画だったんですよね(笑)
歌もセリフも覚えてしまうくらい何度も何度も見ました。
ハイスクールミュージカルに出てくる高校生たちはキラキラ輝いていてめちゃくちゃに憧れていたのを覚えています。

その作品に出会ってからは、「アメリカで青春してぇ~、日本つまんねぇ~」と毎日思っていました(笑)

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留学を決意

アメリカへの憧れが止まらなくなった私は、どうすればアメリカの青春を味わえるのか考えていました。
そこで出た答えは一つ

「そうだ、アメリカへいこう」

そうしてアメリカ留学を決意したのであります。

アメリカ留学したらハイスクールミュージカル的な高校生活が送れて、更に英語もできるようになってサイコーじゃんという甘い考えから留学を決めすぐに行動に出ました。


この時中学3年生の夏でした。
中高一貫校に通っていたのですが、高校受験はないもののすぐに留学に行くのは無理なので、高校でいくことになるだろうと考えました。
そうすると留年してしまうのかどうなのか、そもそも勝手に留学していいのかわからなかったので、高校の先生に留学したいときはどうするのか調査することから始めていきました。
同時に親に留学に行きたい、英語を勉強したいということを伝え留学に向けて動き始めたのです。

今まで自分から何かをやりたいと言ったことが無かったので親はびっくりしていたと思います。

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第一の乗り越えなければいけない壁

アメリカ留学を決意した私には一つ大きな問題がありました。

それは英語が大っ嫌いという事でした。

いつも英語は赤点で、中3にもなって5W1Hって何?be動詞って何?状態だし、本当にダメダメで嫌いな教科でした。
ですがアメリカ留学にいくとなれば英語は必須です。(当たり前だけど)

できる事なら英語なんてやりたくないけど、憧れのアメリカ生活の為に英語を勉強することを決意したのです。

嫌いな教科すぎて独学は厳しいと思ったので、英語の塾に通うことにしました。
英語塾では学校の英語の内容はできる事が当たりまえで、更に英語が得意な人たちの集まり。
This is a penしかわからない私は本当に授業についていけなったし、授業で恥ずかしい思いも沢山しました。


忘れもしません。外国人の先生がみんなの誕生日はいつですか?と英語で質問してきて、一人ずつ答える回があったのですが、中3にもなって各月が英語で何というかわからない私はもちろん自分の誕生日がわからずタジタジでした。

「あの~8月ってなんていうんですか?」と言わなくてはいけなかったときは非常に恥ずかしかったですね。

英語の勉強を始めます

英語の塾で恥ずかしい思いをしてからは、「こんな英語できないやつが留学行きたいとか言ってやがる」と思われたくないが為に一生懸命勉強しました。
英語のグループレッスンから個人レッスンからとにかく詰め込んで勉強しました。

そしてある程度自信がついたとき(他の人からしたらマジで初心者レベル)に、一度ホームステイをしてみようということになりました。
確かにいきなり1年間アメリカ留学に行くとなると、もしかしたら空気やご飯が合わなかったり、一人で海外で過ごす事は無理と思うかもしれないと思い1週間で初めてアメリカに行くことになったのです。

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初めてのアメリカ

ついに憧れのアメリカに1週間ホームステイに行くことになりました。
私の気持ちは期待と不安で半分半分でした。

ホームステイを経験したことでよりやる気UPに

ホームステイを1週間した結果、私のアメリカ留学への気持ちは更に高まりました。

ホームステイをしている間は、午前中は学校で英語の授業、午後は観光などのアクティビティ、週末はホストファミリーと過ごすというスケジュールでした。

英語の授業はテストを受けた結果でクラスを割り振られます。
自分のクラスは一番レベルの低いクラスでしたが、明るい先生と一緒に遊びながら授業をする感じで全然句にはなりませんでした。
またホストファミリーもすごくいい人たちで、英語が全然話せない私にも優しくゆっくり話してくれたり、こちらの言いたいことを理解しようとしてくれて楽しいひと時を過ごす事が出来ました。

全然英語ができないながらも楽しく1週間を過ごす事ができ、アメリカの空気を味わったことで留学への意欲が爆上がりしました。
必ずまたアメリカに戻ってくることを決意しました。

英語できなくてもフィーリングと勢いで何とかなるんじゃん!と感じました(笑)

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帰国後、アメリカへ留学する準備を始める

帰国した後は楽しすぎた余韻を引きずり、更に英語の勉強に励みました。

絶対にアメリカに行くということを決め準備も始めていきました。

まずは行く時期ですが、アメリカは9月から新学期が始まるため日本とズレがあります。
高校1年生の夏だと目指し始めたのが中3の夏からだったので準備期間が足りないということで、高校2年生の夏から行くことを目標に準備をしていきました。

私の高校ではアメリカの学校で単位を取れば留年しないという事だったので、留年の心配もなく友達と一緒に卒業できることが出来て嬉しかったですね。
他の留学に着ている日本人の子は留年しなければならない子もいて、学校によって対応は変わってくるので下調べが必要ですね。

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第二の乗り越えなければいけない壁

留学は誰でもお金を払えば行けるわけではありませんでした。
今はわかりませんが約14年前はテストを受けて合格しなければいけないと言われました。

テストがあるなんて聞いてないぜぇ(泣)

多分ですが調べた感じ私が当時受けたテストは、SLEPテスト(Secondary Level English Proficiency Test)と呼ばれるものだったと思います。
(記憶があいまいですみません。。。)

SLEPテスト(Secondary Level English Proficiency Test)は、TOEFLを開発したアメリカのETSにより開発されたテストです。日本では、高校留学の選考試験における英語能力判定テストとしてよく利用されています。

 TOEFLがアメリカの高等教育機関(大学等)での勉強に必要な英語能力判定に用いられるのに対して、SLEPはその高校版といえます。

 SLEPテストは、英語を母国語としない生徒が、英語圏の中等教育機関(中学・高校等)で学ぶのに必要な英語能力を判定します。

 リスニングとリーディングの2つのセクションからなる約85分間の試験です。TOEFLにくらべて語彙や話題は平易で歳相応なものだという印象を受けます。

高校留学!SLEPテスト基準点クリアをめざすなら (fc2.com)

このテストを受ける為に塾で特別授業も開いてもらいました。
マジで英語初心者の私には難しすぎて必死に勉強をしましたね。
このテストには一発では合格することが出来ず、何度かテストを受けてやっと合格できたことを覚えています。

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無事壁を乗り越え、いざアメリカへ一年の留学に行く

テストを乗り越え無事留学をする権利を与えられた私。
どんどん準備を進めていき、留学先とホストファミリーが決定、そして通う高校も決定、ビザを取得し日本の学校にも留学をする手続きを進め、いざアメリカへ留学するときがやってまいりました!

はじめは1か月事前研修

私が参加したプログラムでは何人かの留学する日本人が集まり、高校の入学前の1か月アメリカで英語研修をすることになっていました。
プログラムに参加する生徒は10人もいなかったと思います。
皆で成田空港に集まり一緒にアメリカへ飛び立ちました。

出発の日は母が空港までついてきてくれました。
私は地方出身なので新幹線で東京まで向かいましたが、新幹線のホームに高校の友人が集まってくれてお見送りをしてくれました。
少し寂しい気持ちにもなりましたが、ワクワクの気持ちの方が大きかったです。

後ろ髪をひかれることもなく、アメリカへ到着。
1か月間過ごす町へみんなで行き、ホストファミリーの人達とあいさつを交わしました。
1か月間の間同じ目標を持った日本人と一緒に勉強するのはすごく楽しかったのを覚えています。
仲間がいるから心強かったし、ホームシックになることもありませんでした。

アメリカに来て1か月後、仲間との別れと本当の始まり

そして1か月後無事に研修を終えて、みんなそれぞれの留学先に向かいます。
最後の日はみんなでディズニーランドへ行き思い出を作りました。

仲間たちと離れるのは本当につらかったです。
今までは近くに仲間がいるから心強かったですが、急に独りぼっちになってしまうのです。


ですがここからが本当の始まりです。
ドキドキしながら1年間お世話になるホストファミリーのお宅へ出発しました。
新しい場所では日本人はいないし、もちろん引率の先生や友達も家族もいません。
急に一人でやっていけるのだろうかと心配になり、アメリカに来て初めて泣きました。

ですがうじうじしていても仕方ありません。
自分が選んだ道です。戻ることはできないし、進むしかありません。
そもそもアメリカの高校へ通うことは憧れで夢でした。
その夢が叶うのです。
私は心を入れ替え、アメリカの高校へいざ向かうのでした。

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アメリカの留学生活

夢のアメリカンライフが始まりました!
ですが現実は甘くありませんでした。

地獄の1か月

夢のハイスクール生活1日目。

教室の移動だけで精一杯でした。
アメリカの高校は日本のように教室に先生が来るのではなく、大学のように授業ごとに教室を移動します。
移動する場所がわからないし、移動時間短いし、移動するだけで汗だくでした。

もちろん授業はついていけません。
本場の生の英語はスピードが速く何を言っているのかさっぱりわかりません。
周りの生徒たちは留学生に興味がないのかウェルカムな雰囲気はなし。
自分から質問しなければ誰も助けてくれません。

初めの1か月は本当につらかったです。
こんなにも大変なのかと思い、甘い気持ちできた自分を呪いたいと思ったほどです。
学校も大変でしたが、ホストファミリーも変わった家族で大変でした。
(ホストファミリー達については後々お話したいと思います。)

でも辛くても帰ることはできません。
何度も言いますが、自分が選んだ道。自分がやりたくて進み道。
誰も留学に行けなんて言っていません。
軽い気持ちだったとしても自分が言い出したことだから、頑張ろうと気持ちを強く持ち続けました。

アメリカでの友達作り

やっぱり学校生活を楽しくするには友達を作ることしかないと思い、頑張ることを決意しました。

私は元々人見知りで内向的な性格でした。
自分から話しかけるなんて無理だし、基本的に受け身スタイルでした。

ですがアメリカでは待っていても誰も友達にはなってくれません。
恥ずかしくても関係ない、とにかく友達を作らねば寂しくて辛いという気持ちが大きくなり、今まででは考えられないほど積極的になりました。

とにかく自分から話しかけるように意識し、分かっていることでもあえて質問して話す機会を作ったりもしました。
中には全然英語が出来ないとわかると、すぐに離れていってしまう人もいました。
ですがそんなことでめげてはいけないと思い、ガンガン話かけてとにかく自分の存在を知ってもらう事を頑張りました。

そんな学校生活を続けていく中で、徐々に友達や知り合いを作っていくことが出来ました。
友達が出来たことによって辛い学校生活が少しずつ楽しい生活に変わっていきました。

英語はいつまでたってもちんぷんかんぷん。
授業は意味わからんって感じでしたが、友達がいることで学校に行くのが楽しくなっていくのを感じました。
友達が出来てからは週末に一緒にお出かけをしたり、パーティに誘って貰ったり、青春を楽しめるようになりました。


その後は授業はいつまで経っても大変だし英語も分からない事が多かったですが、友達も出来て学校生活に慣れてきてからは、特にホームシックになることもなく楽しく過ごす事が出来ました。
辛いこともあったし日本だったら悩むことではないことで悩んだりしんどい時もありましたが、憧れていたTHEアメリカ的な行事に参加することも出来ました。
本当に楽しい青春を過ごす事が出来ました。

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アメリカで1年間過ごした結果

アメリカで1年過ごした結果、すごく満足のいく充実した1年を過ごす事が出来ました。

自分のやりたかった青春を味わえた

自分の憧れていた行事をすべて経験することが出来ました!
ホームカミングでアメフトの試合を見たり、プロムや卒業式、友人宅でのパーティなど日本では経験できないような事を体験することが出来たのは本当にうれしかったです。

また自分が期待していたよりも楽しい経験もすることが出来ました。学校の先生にサーフィンに連れて行ってもらったり、ラスベガスに旅行に行ったり刺激的な毎日で、自分が生きてきた中で一番濃い充実した1年を過ごす事が出来ました。
この充実感や達成感は他では経験できないのではないかなと思います。
今当時の事を振り返っても鮮明に思い出せるほど、楽しく素敵な時間を過ごせたと思っています。

英語力も少しは上達しました

英語力はイマイチだったかもしれません。
1年間アメリカで過ごしても授業はわからないことがほとんどでした。先生たちが優しかったので多めに見てくれることがあり本当に助かりました。
授業はちんぷんかんぷんでも、友達と遊んだりホストファミリーと過ごす分にはそこまで困らないくらいになれたかなと思います。
ホストファミリーと英語で喧嘩をして時には「英語ができるようになったな」と自分で自分に関心しました(笑)

1年間アメリカで過ごせば英語がペラペラになると思っていましたが、やはりペラペラになるのは難しかったです。
ですが元々の初心者レベルから考えれば、1年間アメリカで生きることが出来る最低限の英語は身についている訳で自分としてはかなり成長したのではないかと思いました。

得るものが沢山あった

英語力はもちろんですが、人見知りが解消されたり、積極的になれたり、失敗することを恐れない心を手に入れたり、アメリカに留学したことによって人としてかなり成長することができたと思います。

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とにかく行動することが大事

アメリカ留学を通して思ったことが、とにかく行動に起こすことが大事だと思いました。

それまでの自分だったら「アメリカっていいなぁ~」と思うだけで終わってしまったかもしれません。
ですが一歩踏み出してみたことで、自分の考えを変えることができたし視野が広がりました。
もちろん楽しい事ばかりではなく辛い事や失敗も沢山ありました。ですがその失敗も成長するために必要な事だったのだと思います。

アメリカ留学では英語力が上がっただけではなく、

  • 目標を達成するために努力をすること
  • 勉強を通して継続する事の大切さ
  • 恥ずかしがらずに話しかける勇気
  • 英語が間違っていても関係ない、失敗を恐れない心
  • 待っていても何も始まらない、自分から楽しい事を求めていく探求心
  • 積極的に前に出て主張することの大切さ

などなど得るものが沢山ありました。

これらの事を得るには、まずは行動してみるしかないのです。


行動してみなければ自分の考えや価値観を変えることはできないし、行動しなければ失敗をすることもないかもしれませんが学びもありません。


日本にいたままだったら内向的な性格は変わらず、何も挑戦せずに過ごしていたと思います。
留学へ一歩踏み出したことで積極的になり、とりあえずやってみようというスタンスになれたことで今まで色んな事に挑戦してきました。
今ではブログを書いたり、OLをやめて占い師の仕事を始めてみたり、挑戦を続けていくことが出来るようになりました。

行動したことで私の人生は大きく変わったと思います。
思っている、考えているだけでは何も始まりません。
行動してみて初めてスタート地点に立てるのです。

何かやってみたいけど悩んでいる人、遅すぎるんじゃないかと思っている人、
悩んでいる時間は勿体ないです!思い切って一歩を踏み出してみましょう!

行動することであなたの人生も変わっていけるかもしれませんよ。

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まとめ

ここまで長々と留学の経緯と行動する事で変われた話をしてきました。

本当に行動する事は大切な事です。
行動に起こすというのは簡単そうにみえてすごく勇気のいる事です。
ですが悩んでいる時間は勿体ないです。
人には使える時間は限られています。
限られた時間を有意義に過ごすためにも、行動してみてください。

私の経験が皆さんの参考になれば嬉しいです。
皆さんも勇気をもって行動していきましょう。

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