YouTubeチャンネル登録者数70万人でTwitterフォロワー数57万人、Instagramフォロワー数16万人の人気カリスマ保育士のてぃ先生が2022年7月28日に日本テレビの情報番組「スッキリ」に出演されました。
番組内では子育てをするママさんたちが一度は悩んだことのある子育ての場面での、素敵な解決方法を紹介していました。
そこで今回は悩めるママさんたちが参考にできる情報をご紹介していきたいと思います。
てぃ先生ってどんな人?

関東の保育園に勤める男性保育士。
てぃ先生公式HP
ちょっと笑えて、可愛らしい子どもの日常をつぶやいたTwitterが好評を博し、フォロワー数が50万人超え、子育てや保育に関する役立つ情報を発信したYouTubeチャンネルも登録者数が50万人以上で、SNS総フォロワー数は110万人を超え、保育士としては日本一の数である。
子育てをしているママさんたちは一度はYouTubeでてぃ先生の動画を見たことがある人は多いのではないでしょうか?
私も育児で行き詰ったときに、何度かてぃ先生のYouTubeにお世話になったことがあります。
てぃ先生の子育て術はどれもすぐに実践できるもので、「そういう考えを持てばいいのか」と感心するものばかりです。
そんなてぃ先生は子育てについての本もいくつか出版されています。
どれも役立つ情報ばかりで、子育ての参考になりますよ。
てぃ先生が教える「魔法の子育て技」
では実際にどんな技があるのでしょうか?
片付けをさせたい時

子供におもちゃの片付けをさせるのは至難の業です。
遊び終わって満足した後に「お片付けしてね」と言っても、嫌がられたりやってくれない事がほとんどで、多くのママが頭を抱えている問題です。
そんな時は、
「ポリ袋におもちゃを入れてから、ザザーっとおもちゃ箱にいれてみる」です。
まずはエコバックでもポリ袋でもなんでもいいので、袋を用意します。
そうしたらまずはポリ袋におもちゃを入れてもらいます。
そのあとにおもちゃ箱にポリ袋に入っているおもちゃを、一気にザザーっと出します。
これだけで子供は進んでおもちゃを片付けてくれるそうです。
何故ポリ袋にいれる?
⇒おもちゃをおもちゃ箱に片付けることはなんだか楽しくなさそう。でもポリ袋に入れて、ザザーっと出す行為はなんだか楽しそう!と子供は感じるそうです。
お着替えをさせたい時

夏は特に汗をかく機会が多いので何度も着替えをさせたいですが、着替えを嫌がるのは子供あるあるだと思います。
ママが服を持って行って「着替えるよ」と声かけても「嫌だ」と言われてしまう事もあると思います。
そんな時は、
「お洋服を二つ用意して、どっちがいいな?と子供に選ばせる」です。
子供はこれをしなさいと指示をされるとやりたくなくらしいです。
おもちゃの片付けも同じことがいえると思いますが、片付けや着替えは親がしてほしいと思う事からつい指示してしまいがち。
ですがそんな時に指示をするのではなく、自分で決めさせることで子供は喜んで着替えてくれるようになるそうです。
子供に押し付けると「嫌だ」と言われてぐずる原因にもなってしまうかもしれません。
子供に2つの選択肢をあげてみて、「こっちの緑のTシャツもかわいいし、こっちの恐竜がついているTシャツもかわいいね。どっちのかわいいTシャツにする?」などと2つの選択肢の良いところを言ってあげるのも効果的なようです。
落ち着かせたい時

子供が興奮して話を聞いてくれない時は多いと思います。
何をしてもおとなしくならず話が全然できない時があると思います。
そんな時は、
「小声で話してみる」です。
小声で話していると、ママの声が聞こえないから自然と静かになるそうです。
まずは小さな声で子供の興味をひき、そのあとに何を言っているか聞こえないから話を聞いてみようという姿勢になるそうです。
落ち着かせたいからと大声になってしまっても子供は聞いてくれません。
小さな声で子供の興味を引き付けてみましょう。
苦手なものを食べてもらいたい時

子供は好き嫌いが多く、ママが頑張って作った料理も食べてくれない時がありますよね。
特に野菜は好き嫌いが多くなかなか手をつけてもくれません。
そんな時は、
「食材に親しみを持ってもらうことが大切」です。
「スッキリ」では小松菜を子供たちに食べてもらう事を実践していました。
「小松菜好きですか?」とてぃ先生が子供たちに問うと、子供たちは微妙な表情。
そこでてぃ先生は小松菜を絵本の「大きなかぶ」の物語の「かぶ」の部分を「小松菜」に代えてお話を始めました。
「種をまいて大きな小松菜を作って引っ張ってみよう!」
「小松菜を引っ張ろう!うんとこしょー、どっこいしょ!」と子供たちとジャスチャーを交えながら楽しくお話をした後に、小松菜のお味噌汁が給食ででると子供たちはバクバク小松菜を食べていました。
てぃ先生の解説では「苦手な野菜も仲良くなってもらうことが大事」とおっしゃっていました。
今回は「大きなかぶ」のお話に「小松菜」を当てはめて、子供たちに親近感を持ってもらっていましたが、自分の子供の好きな絵本や物語に苦手な野菜を当てはめて親しみをもってもらうことで、苦手を克服できるのかもしれません。
寝かしつたい時

お昼寝や夜寝るときにベッドへ連れて行っても、なかなか寝付かない子供は多いでしょう。
ベッドに入らずに歩き回ったり、おもちゃで遊ぼうとしたり、寝ようとしない子供に頭を抱えた経験もあるのではないでしょうか。
そんな時は、
「布を使って、おもちゃ箱を隠す」です。
おもちゃ箱を隠す?なんじゃそりゃ?と思った方もいるかと思います。
布をおもちゃ箱にかけて、おもちゃを隠すことで、「今からあなたは寝る時間ですよ」という気持ちにさせることが大切みたいです。
他にも部屋の電気をいつもはママが消しているかもしれませんが、子供に電気を消させると今から寝なければいけないという気持ちになり、おとなしくベッドに入ってくれるそうです。
おもちゃ箱を隠すこと以外にも、好きなぬいぐるみにタオルをかけてあげたりしてもいいのかもしれませんね。
何度か繰り返していくうちに、おもちゃ箱を隠す事や電気を消すことが寝る前のルーティンとなりすんなりとベッドに入ってくれるようになるのかもしれませんね。
子供が自分でする・やりたいと思わせることが大事
何をするのにも共通して言えることは、なんでも興味を持たせることが大切だと思います。
親に指示されると嫌がってしまいます。
ですが、自分で興味を持ったり自分の意思で選ぶことでやる気は上がっていきます。
確かに自分も誰かにやれ!と指示されたら嫌だけど、自分で率先してやろうと思ったことは楽しくできますよね?
それと同じで子供も自分の意思で動くことが大切なんだなと思いました。
まとめ
「スッキリ」で紹介されたてぃ先生の「魔法の子育て技」はいかがでしたでしょうか。
どれも簡単にできることだし、今すぐに実践できることですよね。
育児は大変なこともありますが、考え方や対応を変えるだけで子供は言うこと聞いてくれるようになるはずです。
何か困っていたことがあったのなら、今すぐに実践してみましょう。
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